ぼくらの。 悲しいロボット漫画
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ぼくらの。 悲しいロボット漫画

登録日:2016/01/01
content_copyレビュー元の漫画
ぼくらの。
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なし
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コミコミ運営
鬼頭莫宏先生が描かれている漫画です。 小学生たちを主役にした、悲しいシナリオです。 アニメにもなった漫画ですが、漫画とアニメで根本的な人間関係が違います。 アニメは尺の問題なのでしょうか?アニメから入ったのですが、漫画版の方が、救いがあり、気持ち的には助かりました。

    目次

  • bookmarkあらすじ
  • bookmark見所
  • bookmark個人的な見解
  • bookmark疑問点

レビューの内容

content_copyあらすじ


小学生達が、コエムシという非現実的な生き物(?)の指示の下、ジ・アースというロボットに乗ります。


 


初めは、普通のロボットものに思えますが、内容は全く異なります。 ジ・アースは戦いのたびにパイロットの命を吸い取ってしまうため、パイロットに指名された人間は、その短い、一生を終えることになります。 そのため、ロボットの強さを争うのではなく、死に直面した人間の物語に焦点をあてます。


 


この辺りは、イキガミに近いものがあるかもしれませんね。 また、この漫画の世界では、並行宇宙を採用しており、他の空間の地球と戦うことになります。 そして、負けた方の地球は消滅させられてしまいます。 自分の地球を賭けた戦いが、この漫画の目的になります。



content_copy見所


あらすじに書いたように、パイロットは亡くなってしまうため、その子供がそれまでに何をするかが大事な所になります。 後は、この戦いの謎とコエムシの正体を探っていく所が見どころでしょうね。


 



content_copy個人的な見解


悲しく、救われない人間物語のため、正直、見た後は、暗い気持ちになります。


ただ、謎に対する興味心からの奇妙な中毒性と、巻数も11巻のため、一度に読み上げられてしまいます。 個人的には、アニメから漫画を見るべきだと思います。 漫画の方が、救いがあります。 一番違うのが、コエムシの存在でしょう。 漫画版では、コエムシは人間味があるのですが、アニメの方は、ただの恐怖の対象でしかありません。 ただ、絶望という面では、アニメも面白かったので、これはこれで良かったと思います。 漫画版では、宇白と、コエムシが人間だった頃の妹である、町洋子(マチ)が恋仲になります。


 


それに加え、同じ妹を持つ、宇白にコエムシは共感を覚え、宇白と絆を持ちます。 彼は、次の地球の引き継ぎ戦のパイロットになります。 後、個人的には、最初、和久が主役だと思ってました。


content_copy疑問点


特に無いですが、アニメ版では、このゲームを創りだした者達を臭わせてましたね。続編を出すようなストーリーでは無い気もしますが、外伝的な物語があるようですね。

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