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Category Archives: モーニング

登りつめた 社長島耕作【モーニング】 ネタバレあり

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■目次

概要

島耕作どうなったの?

島耕作の女性関連

話の構成

見解

■概要

島耕作の簡単な概要はこちら

弘兼憲史先生の作品です。
課長から始まり、ついに初芝電産(現テコット)の社長になった、シリーズの集大成と言って良い作品です。
後で書きますが、島耕作のプライベートでも集大成と言っても良いと思います。
初代社長が、松下幸之助をモデルにしていることから、松下電器(現パナソニック)がモデルの会社のため、大会社の社長のため、話の規模は大きくなります。




■島耕作どうなったの?

社長になります。

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それでは、あまりにも味気ないでしょう(笑
個人的には、社長になるというのは、彼の師匠的な中沢部長がなってしまったことから、パンチが弱くなっていると考えたのか、島耕作は、五洋と合併した
初芝ホールディングスの初代社長という肩書を持つことになります。
島耕作も60前後になっているため、ビジュアルが少し変わります(会長編のほうが凄く変わりますが)
しかし、島耕作は、とてつもなく力を持ち、スタートしたように思えます。
大町久美子という、個人筆頭株主の関係者が味方にいて、万亀会長とは親密な関係で、専務にも敵が居ない状態です。
話の構成に書きますが、一応政敵はいますが、島耕作の敵にはなれない存在だった気がします。

■島耕作の女性関連

社長になっても、この島耕作のモテモテは変わりません。
社長になったから!かもしれませんが。
イケメンで、優しくて、ユーモラスが合って、誠実で、社会的な地位もある。
モテないわけがないですね。(まあ、本編全体にいえますが、少し貞操観念変なところもありますけど)




まず、ずっと、長い間関係があり、本シリーズのヒロイン的な存在である、大町久美子が癌になったことをきっかけにして、この二人が結婚します。
そして、秘書たちにアプローチをかけられつつ、出会った女性には大抵迫られます。
その中で、インドネシアで、フィリピン時代の部下のローラに会い、気持ちが浮つきます。

IMG_2530

どちらかというと、この世界では誠実な島耕作でもこの有様です。
島耕作シリーズは、軽い浮気は悪としますが、本気の不倫は善にしようとするフシがありますね。
この辺りは、良い悪いは別として、作者の方の考えなのでしょうね。
個人的には、しっかり、離婚してから、本気の恋をしてほしいなと思いますが。

■話の構成(ネタバレあり)

恐らく、この時代(2016年今も?)は、サムスンが力が強く、日本の家電業界には冬の時代と言ってため、内容的には、あまり明るいニュースがありません。
中国での範疇騒ぎのピークということもあり、それにもスポットが当たります。

良くも悪くも現実に近い物語になってます。
課長時代は、社長降任に一役買ったり、フィリピンの会社設立に貢献したりと活躍があり、
部長時代は、支社で、ワインをヒット、売れっ子演歌歌手を作ったり、売れっ子シンガーを作ったり、九州支社の売上を復活したりと、凄腕
だったのですけど
取締役になってから、そういった活躍はしなくなりましたね。

島耕作が社長を辞任した後に、パナソニックが一時的に復活したところがあるため、もう少し頑張れば、彼の経営手腕で素晴らしい見せ場が合ったかもしれません。
このシリーズの主なストーリーは、大会社の海外進出と、ずっと身内に居た八木の死と、副社長のクーデターですね。

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■見解(ネタバレあり)

シリーズ一番おもしろかったと思います。
取締役になってからは悪人になってしまった八木を舞台から消しましたね。
この人は、悪人が改心することがあっても(そう言っても改心したのは今野くらいかな)、幸福にはさせませんね。
基本的には悪人のまま、不幸にし、舞台から消します。
(副社長もクーデター失敗したとはいえ、あの結末とは。。。)
人間の本質はそう変わるものではない。そのリアリティの追求かもしれませんね。

個人的に、本編のシリーズで面白い順位としては、社長→部長→課長→専務→取締役→常務→会長だと思います。
会長は完全に蛇足ですが、島耕作がモーニングから消えるのは寂しいので。。。
ヤングとかも面白いとは思いますが、本編の下に来る感じですかね。
恐らく、今までとは趣旨が違い、同じ時代を生きた団塊の世代の方々が楽しめる内容かと思います。

平凡からセットアッパー「グラゼニ 東京ドーム編」 モーニング

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■目次

概要

夏之介の立場と状況

話の構成

見解

■概要

通常版のグラゼニはこちらを参照して下さい。グラゼニ全体の概要的な物を説明してます。
グラゼニは、平凡な中継ぎ投手(プロ野球選手な次点で平凡ではありませんが)の「凡田夏之介」の話でしたが
東京ドーム編は、文京モップスのセットアッパーとして始まります。

通常版のグラゼニとは違い、高給取りになった夏之介の話です。
その分、グラゼニの、厳しい野球選手の内容的なものが薄れた気もしますが、それを差し引いいても面白いシリーズになります。




■夏之介の立場と状況

所属チームは、スパイダース(ヤクルトがモデルだと思われる)から文京モップスに移りました。
年俸も八千万になります。
通常版後期では、147km位行ってた気がするのですが、最高速度が落ちてる気がしますね。142km位になってます。
ただ、速球ピッチャーではなく、コントロールで勝負するタイプなので、問題ないのでしょうね。
決め球はメジャー編から考えるとカーブなんですかね。

どんどん上がっていくのがこういった漫画ではありますが、そこはグラゼニで、夏之介の安定しないプロ野球生活になっていきます。
また、夏之介は、「ユキちゃん」と結婚してます。
ユキちゃんって苗字が不明ですね。。。分かる前に、凡田になっちゃった気がしますし。

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高校編の影響か、グラゼニ通常版とは違い、少し計算高さが無くなって、少し性格が大雑把になってる気がしますね。

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■話の構成(ネタバレあり)

文京モップス(恐らく、ジャイアンツがモデル)のセットアッパーとして入ってきた夏之介は、中継ぎ投手としては、日本では頂点的な存在になり、年俸も八千万になります。

高いプレッシャーの中、かつ、外様を受け付けない、モップスの雰囲気で、プレイしていく夏之介は次第に調子を落としていきます。
杉里 令一に、セットアッパーの座も奪われて、来年は年俸が落ちかねない成績になります。

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しかし、シーズン一ヶ月前になると、杉里を落とし、夏之介が調子を上げてきたことで、再度、彼はセットアッパーになります。
そんな、調子が上がる夏之介に、この時の監督である、鈴木監督は彼を酷使し、夏之介は、肘を壊してしまいます。
夏之介はトミージョン手術をうけることになり、シーズンの最後の最後で離脱し、次シーズンを療養することになります。
最後のシーズンは、同僚の則川が担うことになり、優勝時には彼がマウンドにいることになります。

一年間療養期間は、グラゼニ特有の休養選手のリアルを書いていきます。
新婚生活や、子供の誕生や、犬を飼うことで野球以外の話題を展開していきます。

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復活した夏之介は、則川からポジションを奪わないとならないのですが、休養中に気が抜けてしまったことと、球速も戻らないため、調子が悪い野球生活が続きます。
先発不足で、半先発に転向した、夏之介がどうなるかが、今後楽しみです。

■見解(ネタバレあり)

野球のことは詳しくないのですが、夏之介は過大評価されてる気がしますね。
彼が活躍したのは、スパイダースの最終年だけです。
スパイダース時代も前半部は平凡な投手で、中盤部は二軍落ちや、怪我に苦しみます。
モップスも活躍したのは、最後の一ヶ月だけで、二年目は怪我、三年目も現行は不調です。

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後、丸金が少し嫌なやつになりましたね。
彼も、このシリーズでは、あまり、活躍してませんね。(本当の前半部はバケモノでしたが)

他の野球漫画のような、主人公に熱さがないため、違う面白さがありますね。
そして、何よりも絵が読みやすいと思います。
森高夕次(コージィ城倉)は、ストーリーは良いのですが、絵が少し読みづらかったので、グラゼニでは、その欠点が克服された漫画になってます。

このマンガがすごい! 2012で、男性部門で二位になった、何度も読み返せる素晴らしい漫画です。

平凡な男の夢物語の実現 宇宙兄弟(モーニング)

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宇宙兄弟は、難波六太が宇宙飛行士を目指すストーリーです。

※なれるかどうかは、ネタバレ的なものに書かせていただきます。

 

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【上司に頭突する六太氏】

六太は会社員として勤めてましたが、上司とのいざこざで解雇されます。

そのため、無職になってしまった彼でしたが、小さな頃に夢として持っていた「宇宙飛行士」の夢を思い出し、かつ、弟の日々人が、その夢を叶えていることもあり、六太もこの夢に向かって、頑張り始めます。

 

 

名言が多く、読むと生活の活力になります。

夢は諦めなければ叶うとは限らないですが、諦めたら可能性は0になってしまうのでしょうね。

 

 

ちなみに、ネタバレ的ではありますが、よく検索エンジン日々人が亡くなってしまうな記事ありますが、危機はありましたが、亡くなってはません。

※その辺りは、コミックの8〜9巻を見て頂けると分かります。

 

 

 

エリートサラリーマン 島 耕作

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家電メーカー、初芝を舞台とした、当初は課長である

島耕作にスポットを当てた物語です。

 

弘兼憲史のサラリーマン時代がモデルになっているため、当初はリアルに

書かれているかと思います。

 

私自身が誤解を持っていることと、当初は島耕作の人物像が違ったため、間違いがあると思いますが

彼は凡人ではなく、エリートサラリーマンです。

そもそもが、初芝のモデルが松下電器なので、普通の人から言えば、当初からエリートなのですが。

 

当初の島耕作は、普通を絵に描いたような人間でした。

家族持ちで、小遣い制で、風俗にも行き、長い物に巻かれる。そんな普通の人間でした。

 

それが途中からは、イケメンで、離婚もした上場企業の社員だからお金もある、弱き者を助け、不正をする強い人間には

反発する正義感の強さを持ち、かつ、風俗的な店に行っても、何もしない潔癖な人間になります。

しかも、仕事をすれば抜群の結果を出す。

 

要はサラリーマンの有りたい理想的な自分像になっていきます。

たまに島耕作は鼻につくという方もいますが、分からない意見ではありません。

 

ただ、出世の要因となったのは、能力よりも、顔や偶然が大きいので、

島耕作が後半に言う「運で出世した」みたいなセリフは、謙遜でもなく、事実だとも言えます。

まあ、本当にトップになる人間は、運の要素が大きいと思うので、ある意味リアルかなとも思います。

 

 

 

 

悩む研修医 ブラックジャックによろしく(完結)

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「佐藤秀峰」氏による医療系の漫画です。

大名作、手塚治虫氏の「ブラックジャック」とは無関係です。

著作権に抵触しないのかと心配になりますが、虫プロが快く承認しているようです。

これは、虫プロの度量の大きさを感じますね。

 

 

親旧の二部構成です。

新は「泌尿器科」一つのみで、旧は様々な科をめぐります。

前述の「ブラックジャック」や「医龍」のような、スーパードクターが主人公ではなく

主役の「斉藤 英二郎」は技術としては普通の研修医です。

 

彼の特徴は、技術ではなく、その思想です。

悪く言えば、大人になりきれない人間、よく言えば、正義感が強いでしょうか。

(担当医のいうこと聞かずに患者に告知しようとする斉藤さん)

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それが、大人の世界で対立を生み、一部の理解者を除き、斉藤は孤立していきます。

 

個人的には、ガン病棟編が面白かったです。

ブラックジャックによろしくは、後半に行くにつれて、全てが変わっていきます。

・絵柄が変わっていく(申し訳ないのですが、後半の絵は好きではないです。

・斉藤の性格が純粋無垢から、自分よがりの正義感になっていく

・話の雰囲気が常に暗くなっていく(キャラクターの笑顔が殆ど無い

 

 

 

(前半の斉藤さん)

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(後半の斉藤さん)6592b3fe2354f32e28e96cc3ccd11f51

 

 

 

 

ガン病棟あたりが一番バランスが取れていたように思えます。

 

 

 

悩む天下無双 バガボンド(未完)

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「吉川英治」氏の小説『宮本武蔵』が原作になります。

日本で6,000万部以上、海外で2,200万部以上を記録している大作です。

 

作画が「井上雄彦」氏なだけあり、絵がとても綺麗で、戦闘描写も面白いと思います。

原作もあるため、ストーリーも秀逸です。

 

ただ、武蔵には諸説があり、かつフィクション色が強い物もあるため

個人的には、宮本武蔵を元にした、作り物として見たほうが楽しめると思います。

 

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主人公は有名な「宮本武蔵」です。

彼が天下無双になるための、武者修行が物語の軸となります。

吉岡、宝蔵院等と戦っていくバトルシーンも良いですが

一番の題材は、本当の強さとは何かでしょうね。

 

個人的には又八が人間臭くて好きでしたけどね。

超人的な英雄の中にいる一般人といったところです。

 

この際、フィクション色を強めて、嘘を誠にする又八で

武蔵の前に立ちふさがるという展開でも面白かったかもしれません。

 

以下ネタバレ

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吉岡一門70人斬りはやり過ぎな気がしますが、面白かった気がします。

ここまでフィクション的なものであれば、又八が佐々木小次郎になりきって

武蔵と巌流島で戦うってのも面白かったかもしれません。

というか、最初はそういう展開と勘違いしてました。

 

リアル系野球漫画 グラゼニ(未完)

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ダウンロード

グラゼニ 東京ドーム編はこちら

中継ぎ投手「凡田夏之介」の話です。

セリーグでスパイダーズ(恐らくは、ヤクルトスワローズモデル)で中継ぎ投手をしています。

 

グラゼニの名前は、グラウンドにはゼニが埋まっているの略語です。

要するに、ザ・プロ根性な野球人のお話です。

原作が森高夕次氏(コージィ城倉氏)、作画が「アダチケイジ」氏です。

 

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コージィ城倉氏の話はいつも面白いのですが、正直に言えば、絵があまり好きではありませんでした。

しかし、その部分を作画の「アダチケイジ」氏がフォローしたことにより、とても読みやすいものになりました。

 

恐らく、相当取材されてるのか、原作の森高氏が

元から野球漫画を描いているため詳しいのか、相当、リアルに描かれているように思えます。

反対に言うと、サンデーの代表的漫画「MAJOR」とは違い、夢が無い話といえば無いですね。

 

 

驚いたのが、幾ら税金があるとはいえ、3千万前後の年収を持った野球選手が

勝ち組の内容ではないということです。

 

しかし、それは、ある程度、読んでいると、納得行くといえば行きます。

彼らは経費もかかるらしいですし、選手生命は短いです。

コーチや実況アナウンサーなどになれれば勝ち組で、殆どが、別の職種の仕事につくことになります。

現役期間に贅沢を覚えてしまい、その後に、普通かそれ以下の収入では

貯金も残らないかもしれません。

以下ネタバレです。

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当初こそ、普通の野球人をしてますが、

最近では、セリーグ1の中継ぎ投手と呼ばれていたり、その後は、メジャーに移籍してます。

ポスティングは上手く行きませんでしたが、今までの平凡野球人も面白かったのですが

これからも面白そうです。

 

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