■作品の概要
押切蓮介先生の作品です。
「でろでろ」は画期的な怪奇ギャグ漫画です。
怪奇だと怖いイメージがありますが、この漫画では、幽霊は主人公のヤラレ役です。
霊感の強い、不良の主人公が、その拳で幽霊たちをぶちのめして行きます。
基本は一話完結ですが、稀に長編があります。そうは言っても、長くても、単行本一冊満たないくらいの長編なので、基本読みやすいです。
この作者の方は、女の子が可愛らしいことで、少し有名です。
この人の責任とは言いづらいですが、別作品で、SNKの著作権問題でやらかしました。
■あらすじ
でろでろの主人公「耳雄」は不良の中学生。妹の留渦と、二人暮らしをしてます。
不良の耳雄は、喧嘩三昧の日々を送ってました。
しかし、そんな耳雄には変わった体質があります。幽霊が見え、触れる事が出来るのです。
かつ、幽霊を引きつけてしまうため、耳雄や周りの人間達は幽霊達に襲われる事が多々あります。
しかし、幽霊に触れることの出来る耳雄は、幽霊をぶっ飛ばします。
そんな、耳雄と幽霊のドタバタな日々が続きます。
■見所
「でろでろ」では、サイトーさん、カントクといった、キモかわいいキャラクターが良い味を出してます。
幽霊の監督が、人間に振り回され、他の幽霊に謝ってる話は笑いました。
後は、耳雄の留渦に対する、シスコンなところでしょうか?(笑
下記より、ネタバレも入るため、注意
■個人的な評点
恐らく、留渦の可愛らしさが、この漫画の人気だと思いますね。この作者は女の子の描き方が上手いです。萌えキャラを描かせたら、上位ランカーです。
後、サイトーさんも、ランキング高かったので、彼の要素も大きいのでしょう。
サブキャラの光る漫画だったと思います。
サイトーさん、カントクはもちろんの事、ダメOLの相原の姉のみなもや、ニートのセンパイも面白かったです。
この辺りのキャラクターが光り出すのは後期なので(前半にはいないキャラも)、前期はは、これからを期待して読んでいてください。
前期は設定も固まってなく、絵もホラーちっくなので、受け付けない人は無理だと思いますが、頑張ってください。
■疑問点
カントクのモデルって、ガチャピ。。。なんですかね。
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