侍漫画 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚
週刊少年ジャンプ

侍漫画 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚

登録日:2016/01/16
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るろうに剣心
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なし
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和月伸宏先生の作品です。略してるろ剣です。 当時は画期的な純和風な漫画です。 この漫画は、明治維新の際に、抜刀斎の通名として、人殺しだった緋村剣心が、その罪に苦しみながらも人々を助けていく話です。 アニメになり、最近では、映画にもなり、名作です。 メインキャラクターは、緋村剣心、神谷薫、相楽左之助、明神弥彦、斎藤一、四乃森蒼紫です。 正直、封神演義と同様に、ジャンプの暗黒期の際の漫画です。 その際の、トップ漫画になっているため、それも功を奏したように思えます。 現状のジャンプでは、埋もれてしまっていたかもしれない、名作かと思います。 大きく、東京編、京都編、人誅編に分かれます。

    目次

  • bookmarkあらすじ
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  • bookmark見所
  • bookmark個人的な評点
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レビューの内容

content_copyあらすじ


主人公「緋村剣心」は飛天御剣流を使って、明治維新を実現させるために、抜刀斎の通名で要人たちを暗殺していきました。 しかし、剣心は根は優しい青年のため、その罪を償うために、不殺を貫きながら、人々を救うために旅します。彼はそれを流浪人といい、それがタイトルにもなってます。 その旅の途中で、神谷薫が運営する、神谷活心流の事件に巻き込まれ、それを縁に、その道場に厄介になることになります。 そこで、剣心の過去とのしがらみを中心にした、様々な事件が起き、剣心は飛天御剣流を使い、相手を殺めること無く、事件を解決していきます。


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content_copy見所


やはり、剣心のギャップだと思います。 普段は間抜けで頼りない剣心が、事件になれば頼れる存在になる。これは、漫画の大事な手法だと思います。 敵味方ともに流儀が明確化してるのも分かりやすくてよいですね。 後、絵が読みやすいです。 子供の頃は、志々雄真の京都編、大人になったら、雪代縁編が良いと思います。 また、彼らには、モデルがいるようです。これも、また見所です。


・緋村剣心


「人斬り彦斎」と呼ばれる、河上彦斎という方です。


・相楽左之助


新選組十番隊組長、「原田左之助」です。NHKの新選組で山田太郎が演じてた人ですかね


・四乃森蒼紫


新撰組副長の鬼の「土方歳三」です。うーん、似てるかな?


・志々雄真


新撰組筆頭局長の「芹沢鴨」みたいですね。確かに、裏切られるところとか豪快なところとか似てるかも


・雪代巴


「新世紀エヴァンゲリオン」での人物、「綾波レイ」ですね。これは、まんまじゃないでしょうか?


 



人気の沖田総司がいないではないか!?と思われるかもしれませんが、安心して下さい。 十本刀の瀬田宗次郎がそうですね。これも結構納得です。 不人気キャラの薫殿は、千葉佐那みたいです。序盤はそうですが、後半は違う気がしますね。


content_copy個人的な評点


ヒロインがジャンプの嫌われキャラに入っちゃってますね。 活発でサバサバした好かれるキャラだと思うのですが、恐らく、京都編の剣心が去っていってしまった後のナヨナヨした姿が不評だったのでしょう。 私は特に嫌いという印象というよりも、あまり印象の無いキャラでした。 東京編は短編でしたが、漫画の王道のギャップが使われていた好きでした。 京都編は結構単純なバトル漫画ですが、面白いです。 志々雄のカリスマ性は良く、最後もそれを崩すこと無く、良かったですね。 雪代縁は、姉を剣心に奪われていて、その復讐のために戦うのですが、二人の間にドラマがあって良かったです。 縁の「俺が唯一買いたかったものは既に貴様に・・・ 貴様に奪い取られている!」は、戦いを熱くしました。


ラストは綺麗にまとまってますが、作者の方が外伝的なものを出すんですよね。。。正直、嬉しいような、辞めて欲しいようなです。 スターシステムに近い様な、キャラクターは同じで、似てるけど違うストーリーを初めからというのも試みていたように思えます。


 



content_copy疑問点


剣心が病気で亡くなってしまう、星霧編というアニメがありますが あれは、公式なんですかね?または、パラレルワールドなんですかね。 作風も、より暗くて、一風変わったるろ剣を味わえます。

コメント