
サンケンロックが2016年2月23日で終わりました。
Boichi先生お疲れ様です。
マンガの概要はこちらを参照下さい。
最終回ですが、急ぎ足だった気がします。
宿敵の大組織ヤクザ組織の吉沢を倒したケンでしたが、一緒に戦うパートナーであり、恋人であるユミンに裏切られて、重症を負わされてしまいます。
吉沢の会長の娘である、ユミンは、吉沢の呪縛から説かれることが無く、それに操られるように裏切ってしまったのです。
ユミンに撃たれて、行方不明だったケンは、外国で、再度力を蓄え、今度は世界一の組織を作り出します。
世界一の組織を作ったケンは、殺し屋に成長したナミと、その組織と協力し、ユミンを筆頭にした新吉沢を壊滅させます。
ナミに殺されかけている、ユミンはケンを裏切ったことを後悔していたことを、彼女に吐露します。
ナミは、その懺悔を聞かされた場合は、ケンに許す様にと指示していたため、ユミンは殺されること無く、生かされます。
数日して、ユミンは、ケンに告白された場所に行くと、以前、知り合った新聞記者の小谷と会います。
小谷はケンの代理として、ユミンに、彼が組織として手がけたビジネスを譲渡することを伝えます。
ケンは、彼女に正しいビジネスをしてもらうために、組織を作ったのです。
裏切ったユミンに対し、ケンは、
自分を裏切ったのではなく、吉沢を裏切ることが出来なかった、裏切ることを知らない女性と告げます。
それを聞いたユミンは泣き出します。この人、良いセリフ考えるの上手いなぁ。
最後に、ケンが車に乗り、仲間たちと、威厳のある顔を見せて、マンガは終わります。
ユミンが裏切ってから、ラストまでが、1シリーズになるかという重厚な内容ですが
3,4話でした。
まあ、対吉沢をしたことでクライマックスなのに、また続かれても、ダラダラする気がしないでもないです。
最後として、ユミン裏切りは蛇足だった気もしますが、これが無くて、どうやって終わらせるのも難しいものであります。
1.ユミンが吉沢の呪縛に勝ち、ケンと結ばれる
これは、また、一つの終わりになりそうな気がします。
1,2話をユミンの葛藤に使い、それに打ち勝つ。または、その場でケンと戦い、彼が勝利する。
ラストは、呪縛に勝ったユミンと、ケンの結婚式で、仲間に祝福されて終わる。
とても、綺麗で、かつ、凡庸な終わりに思えます。
よほど上手くやらないと、記憶に残らなそうです。
2.新たなる敵、又は最初からやり直しだ!
ユミンの裏切りというのは全く出さずに、普通に吉沢を倒し、韓国を統一し、次の国の敵を!という
感じの終わり方です。
つまらないですね。
または、吉沢に敗れ何もかも失ったが、またやり直すぞ!という終わり方。
打ち切りみたいですね。。。
悪くない終わり方だったのではないか!
結論からすれば、実際のマンガの終わり方は、悪くない終わり方だったのではないでしょうか。
ケンの復活劇が簡略化されてしまったのは、何だか物足りませんが
これはこれで、やるかは分かりませんが、番外編というカードを切ることが出来るようになるので。
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