レビューの内容
若者が主役のギャグ漫画です。
若さゆえの悩みをネタにしたギャグが多いです。
当初は、稲中卓球部の影響が強すぎて、作者の「のりつけ 雅春」氏は、「古谷実」の
アシスタントの経験があるのかと思ってましたが、そんなことはないようです。
シリーズは、『高校アフロ田中』より、『中退アフロ田中』・『上京アフロ田中』・『さすらいアフロ田中』の順番で進んでいきます。
個人的には、状況アフロが一番好きですね。
シリーズで、上京アフロで、社会人になり、メインの舞台が変わるため
交友関係が、殆どリセットされるため、上京から読んでも困らないと思います。
序盤は絵が受け付けない方もいるのではないかと思います。
ギャグの中心はシモネタや、若さゆえの女性関連の失敗談などが多いです。
女性関連は、個人的には、高校時代の「インラン」と付き合うか、「マキ」で収まって欲しかった思いがありますね。
個人的には、田中はモテナイ男というのが面白さの一つなので、ここは彼女なしで貫いてくれても良かったかもしれません。
さすらいアフロ田中が最後になるのですが、これも特に最終回っていうものは無かったので
もう1シリーズくらいやって欲しかったのが本音ですね。
のりつけ氏、現在の連載「オケラのつばさ」