レビューの内容
言わずと知れた名作中の名作。
恐らく、結末や流れを知らない方は少ないため、ネタバレも込にします。
サイヤ人「孫悟空」が、7つ集めると何でも願い事が叶う
ドラゴンボールと出会ったことで
冒険を始めていく漫画です。
集める過程で強敵が現れ、強敵が現れた被害のためにドラゴンボールを揃え、
または、突然、倒した敵よりもすさまじい強敵が現れる。
極論を言うと、その繰り返しの漫画ですが、当時はワクワクしていたものです。
そして、何よりも、キャラクター達がカッコイイ。
小さい頃は模写したものです。
私は、鳥山明氏が描きたかった、序盤のドラゴンボールよりも
編集者の力が大きく働いているサイヤ人編~セル編が好きな人間です。
自分と相手の力を数字化した戦闘力、そのギミックにはやられました。
人気が出た要因の一つに挙げられるわけです。
どんどん、インフレをしていく戦闘力ですが、よく原因がフリーザと言われてますが、
個人的には界王拳ではないかと思いますね。
倍加していく、あの技に対抗するには、敵キャラ戦闘力をインフレさせるしかありません。
ただ、当時は、フリーザの最終形態の戦闘力は400万前後かと思ってたのですが
1億2000万なんですね。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n168096
これはインフレと言わざるを得ません。
(ちなみに、悟空のナメック星編開始時は1万前後)
ただ、鳥山氏の漫画の考えの、漫画に感動や説教はいらないというスタンスは
ドラゴンボールで実現されており、その部分は、ほぼ無いです。
私は漫画で感動や感銘を受けることもあり、そういった漫画も好きですが
鳥山氏の様な考えの漫画も、肩の力を抜いて読めるので、とても好ましいです。
ある意味で、漫画の原点を実現している人なのかもしれませんね。
ただ、最近のドラゴンボールの作画は何とかならないですかね。。。
鳥山氏が描いてるかは不明ですが、ちょっと、変です。