レビューの内容

1990年代前半の大阪で流行っていた(?)環状族の話です。
私は、東京で、かつ、そういうものに関わりが無いため、分からないのですが
話の内容を見た限りでは、暴力込みの走り屋でしょうか?
少なくとも、この漫画では、力関係では、暴走族よりも上のようです。
ただ、基本、暴走族と違うのが、親への反抗とかそういった物ではなく
シンプルに車を走らせることを愛した者達だということでしょう。
メインキャラは、大抵、しっかり、仕事してますしね。
ただ、それを混みでも漫画内でも一般人への迷惑は計り知れないので、擁護できませんが。
(まずに、高速道路料金踏み倒してますしね)
話としては、主人公「ぐっさん」は、「マーボ」と一緒に、先輩の「ヒロ」が作ったトリーズンに参加します。
当初の二人は、柄こそ悪いものの、喧嘩などはせずに、ナンパ三昧の毎日で
トリーズンに参加したのもナンパしたいためです。
しかし、環状族の世界で、スピードへの憧れが増してきた二人は
その世界に没頭していきます。
ワンダー シビックを含め、旧車好きにはたまらない車が数々登場し、活躍すると思います。
数々のカーレース、抗争、友人の事故死、恋愛、少年ならではのエッチへの憧れが
展開されていき、楽しめると思います。
ノンフィクションであれば、社会的道徳としては微妙ですが、
あくまでフィクションであり、不良漫画として楽しんで頂ければと思います。
ナニワトモアレは既に完結しましたが、続編の「なにわ友あれ」が連載中ですが
そろそろ、続編も完結します。
個人的には、本誌の煽り文が好きなんで、終わるのは残念ですね。
