レビューの内容
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将棋マンガです。
しかし、プロを目指す物語ではなく、賭け将棋をする人たち「真剣師」の話です。
まだ、未完ですが、恐らく、来週か再来週で最終回になると思います。
最初は普通の将棋マンガだったのですが、「エアマスター」の作者だけあり
バトルシーンが混ざっていたり、将棋の勝負が、どこかバトル要素のある描写になってます。
ただ、この描写は将棋のルールが分からない人にも分かりやすいもののため
良いギミックではないかと思ってます。
主人公「菅田健太郎」は将棋のプロになれずに、夢破れた青年。
真剣師として日銭を稼ぐ生活をしてましたが、アキバの受け師「中静そよ」に敗れてから
よりレベルの高い真剣師と戦うことに、意識がシフトして行きます。
様々な真剣師達と勝負して行く菅田の前に、「谷生」を中心とした「鬼将会」が立ちふさがってきます。
鬼将会とは真剣師集団で、冗談抜きで、核すら持っている、異常な集団です。
ハチワンダイバーの話の中心は、序盤以外は、ほぼ、この鬼将会との闘いになります。
闘いと書いたのは、本当に、バトル物顔負けのバトルがあるためです。
少しネタバレになりますが、エアーマスターを読んだ人には嬉しい
深道ランキングの上位ランカーが数名出てきます(相川摩季は出ませんが)
将棋勝負に、国家規模の騒動も起こっており、少し大げさなところもありますが
盛り上がりのスパイスにはなったと思います。
個人的には、菅田の将棋変人キャラクターが好きです。