レビューの内容
グラゼニ 東京ドーム編はこちら
中継ぎ投手「凡田夏之介」の話です。
セリーグでスパイダーズ(恐らくは、ヤクルトスワローズモデル)で中継ぎ投手をしています。
グラゼニの名前は、グラウンドにはゼニが埋まっているの略語です。
要するに、ザ・プロ根性な野球人のお話です。
原作が森高夕次氏(コージィ城倉氏)、作画が「アダチケイジ」氏です。
コージィ城倉氏の話はいつも面白いのですが、正直に言えば、絵があまり好きではありませんでした。
しかし、その部分を作画の「アダチケイジ」氏がフォローしたことにより、とても読みやすいものになりました。
恐らく、相当取材されてるのか、原作の森高氏が
元から野球漫画を描いているため詳しいのか、相当、リアルに描かれているように思えます。
反対に言うと、サンデーの代表的漫画「MAJOR」とは違い、夢が無い話といえば無いですね。
驚いたのが、幾ら税金があるとはいえ、3千万前後の年収を持った野球選手が
勝ち組の内容ではないということです。
しかし、それは、ある程度、読んでいると、納得行くといえば行きます。
彼らは経費もかかるらしいですし、選手生命は短いです。
コーチや実況アナウンサーなどになれれば勝ち組で、殆どが、別の職種の仕事につくことになります。
現役期間に贅沢を覚えてしまい、その後に、普通かそれ以下の収入では
貯金も残らないかもしれません。
以下ネタバレです。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
当初こそ、普通の野球人をしてますが、
最近では、セリーグ1の中継ぎ投手と呼ばれていたり、その後は、メジャーに移籍してます。
ポスティングは上手く行きませんでしたが、今までの平凡野球人も面白かったのですが
これからも面白そうです。