怪談から妖怪バトルも 地獄先生ぬ〜べ〜(完結)
週刊少年ジャンプ

怪談から妖怪バトルも 地獄先生ぬ〜べ〜(完結)

登録日:2014/06/23
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地獄先生ぬ〜べ〜
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なし
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レビューの内容



小学校を舞台にした怪談物の話です。

当時は、小学生であった僕には、「テケテケ」や「A」とかが怖かったですね。

要は、噂になっている物を題材にするから怖かったのです。

今、スピンオフ作品の「霊媒師いずな (グランドジャンプ)」が連載されてますが、こちらでは、ネットで有名になった話なども題材にしていて

さすがだなと思います。



 

ぬーべーの主人公、「鵺野鳴介」は、霊能教師です。

教え子たちが霊や妖怪に襲われている際には、その霊能力と

必殺の鬼の手を使って、助けます。

 

また、霊だけではなく、妖怪の怖い話も存在してますが

何故か、こちらも霊能力で解決してます。

 

生徒が襲われ、ぬ~べ~が現れ、鬼の手で助ける。

それの繰り返しではあるのですが、霊や妖怪の力、そして、その対処法が多岐にわたるため、飽きません。

 



しかし、次第に展開が変わってきます。

嫌いではないのですが、残念というか、少年ジャンプならではといいますが

次第に、妖怪とのバトル漫画になってきてしまいます。

子供ながらにワクワクもしましたが、何か違う感もありましたね。

 



 

その展開も嫌いではなかったのですが、ぬーべーの良さはそういったものではなく、

学校という、メインターゲットである、「小学生」が普段生活する場所で起こる、恐ろしい出来事の紹介。

これこそが、ぬーべーの魅力にも思えます。

 

 

 

ぬーべーのもう一つの魅力としては、主人公が完璧なヒーローではないことです。

普段はパチンコ好きで(趣味がパチンコとあるくらい)、そのせいか、お金の管理ができていなく

常に貧乏。

精神的に弱っていれば、やってはいけない方法で、死者を生き返らせてしまったり、

助けた生徒から、感謝の言葉が無くムッとしていることもあります。(これはある試験によって見せられた幻ですが)

 

ぬーべーみたいな漫画、特にバトル以外の部分は

大人になってからも楽しめるものだと思います。

 

 

 

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