レビューの内容
天才外科医「朝田」が大学病院に参加し、心臓外科の助教授「加藤」を教授にするために
医局の選挙に関わっていくか漫画です。
個人的には主人公が分かりづらい漫画です。
前半は、熱い展開で、危険な患者を朝田が救っていくという
主人公が分かりやすいのですが、後半からは、研修医の「伊集院」が
中心になり物語が進んでいるようにも思えます。
前述したように、前半は、熱い凄腕医師が、利益や身内を守る医局と対立しながら、
患者を救っていく話でした。
しかし、後半からは、どちらかというと、朝田のクールな一面が強調されていきます。
(人を救うよりも、人の体を切るのが楽しいというような事を言ってます)
[Before]
[After]
ただ、個人的には、おかしいことではないのです。
誰でも人を救いたいと思いますが医者になることはありません。
才能がないとか言うこともそうかもしれないですが、簡単な話で、好きではないからです。
どんな仕事でも好きなことは何よりの力になり、医者も例外ではないのでしょう。
なので、個人的には後半の展開のほうが好きです。
熱い展開を求めるのは、「ゴッドハンド輝」を見た方が良い気もします。
個人的に好きなキャラクターは、野口教授です。
前半は、ただの嫌なやつですが、悪役の哲学みたいなものがあって、かつ、最後まで、自分の道を曲げなかったのが好きでした。
野口の納会に、朝田が来たところは、大好きなシーンです!
最後まで、朝田と加藤の関係は進展しませんでしたね。
恋愛とかそういう関係ではないんでしょうね。