剣豪宮本武蔵の漫画 バガボンド
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レビューの内容
content_copy新免武蔵と宮本武蔵
変な言い方でありますが、バガボンドの新免武蔵と宮本武蔵は同一人物であり、別人の様に思えます。
新免武蔵は少年誌に出てくるような、これから成長していく、野心豊かな、わんぱくな青年です。 言動とかも、井上先生の作品のスラムダンクの桜木花道に似てる気がします(笑
宮本武蔵になってからは、内省的になって来ているように思えます。
ただ、これは、偉人になっていく風景なのかもしれませんが、私は正直に言うと、序盤の雰囲気がすきでしたね。 疾走感があり、武蔵が、どんどん成長していくのはワクワクさせられたものです。 宝蔵院 胤舜を倒した辺りから、徐々に考え出し、宍戸梅軒を倒した後は、考える人になってましたね。
content_copy佐々木小次郎
バガボンドは途中で主人公が変わります。 佐々木小次郎編は、個人的には、好きではありませんが、面白くないわけではありません。 何故、好きではないかというと、単純に視点が佐々木小次郎になってしまうことと、彼が強すぎるためです。 成長していくという武蔵とは正反対のキャラクターですね。
小次郎が身体が不自由なことがあり、全体的に暗いストーリーですが(バガボンド全体が暗いかな。。。)、ホラ吹きの本位田又八が 明るい空気を入れ込んでくれます。
content_copy見解(ネタバレあり)
個人的には、序盤の雰囲気が好きでした。 徐々に暗くなってしまうストーリーです。 武蔵が単純な強さではなく、真の強さを知りたがってしまうためです。
ただ、いくらなんでも、吉岡一派壊滅はフィクションな気がしてしまいますね。 確か、70人前後を相手にして勝ったと思います。 このこともあり、武蔵は、悩みを更に抱えることになります。
ただ、このシーンは衝撃的でしたね。 バガボンドを見てる人なら分かりますが、吉岡清十郎の強さは格別でしたから、それが武蔵に破れたのは、衝撃的でした。
最近は畑を耕してました。 ここは、正直、面白くなかったですね。