新感覚推理マンガ 魔人探偵脳噛ネウロ
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- 魔人探偵脳噛ネウロ
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この漫画は、推理マンガですが、正直、全然、推理しなくて良い推理マンガです。(笑 何故かというと、この漫画の面白いところは魔人と人間の関わりだからです。(特にネウロと弥子の関係です
レビューの内容
content_copy魔人ってなんぞや
魔界に生息している、人間を超越している存在です。 ネウロの話を引用すれば、核爆弾を受けてもビクともせずに、 他の魔人の話によると、そんなネウロでも、魔界にいるときの万分の一の力という、ドラゴンボールレベルの存在です。
様々な種族がいる中で、ネウロは特殊で、彼は謎を食料としてます。 謎を解決すると、その者は謎を吐き出し、それをネウロが食すわけです。 これを食べなければ、人間と同じで弱っていきます。
ただ、魔人にも弱点があり、魔界の瘴気を吸わないと弱っていきます。 要するに人間界に長くいると、徐々に弱っていってしまうわけです。 これが、最終回の伏線になっていくわけです。
content_copy話の構成
序盤と、後半では話が大きく違います。ジャンプ漫画の特徴でしょうか?? 序盤は推理マンガ寄りと言っても良いです。 魔人という驚異的な力を持ったネウロが、目立たない様に弥子を表に出し、推理をしていく。 序盤のこの頃は、名探偵コナンの影響を感じるかもしれません。 魔人777ツ能力というものがあり、これは、非科学的な道具というところもあり、ここも、コナンの博士の発明品と近いものがあるでしょうが、ネウロの物は通常ではありえない効果を発揮するため、ここが推理を破綻させてしまっているところがあるかもしれません。
後半の魔人探偵脳噛ネウロは、ジャンプおきまりのバトル漫画化していきます。 ただ、ネウロが弱ってきたこともあり、頭脳戦もあるため、単純バトル漫画とは違うため、面白いです。 また、ありきたりなところもありますが、本来弱い人間が悪意で驚異となり、本来強力な魔人であるネウロが、それを打ち破る存在になるのは面白いです。
content_copy■見解(ネタバレあり)
最後の敵が、人間の悪意を追求した存在というのは面白かったです。 ただ、残念なのが、それが、悪意のみを強みにしているのではなく、存在自体が超人だというのが少し興ざめでした。 驚異なのは彼の悪意ではなく、その肉体的な力という感じがしました。 作中では、頑張って悪意のみを驚異にしようとしてましたが、明らかに身体能力が驚異な描写でした。
ただ、魔人探偵脳噛ネウロが全体的に面白いのは事実で、最後まで目が離せませんでした。 弥子の成長と、それを無意識に促すネウロの関係が面白いですね。 最後に言ってますが、ネウロは謎を生み出す人間を増やしたく、全ての人間に厳しくも成長を促していたのです。 その結果、伍代を始めとする数人の人間が成長し、立派になっていきます。
是非、読んで頂きたいジャンプマンガの一つです。