名言多い韓国のマフィア サンケンロック(ヤングキング)
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これが、マフィア漫画として変わっているのは、基本は銃は禁じ手だということです。 実際は不明ですが、韓国は銃の罰則が厳しく、基本的には、マフィアでも銃の所持は難しいため、素手、又は包丁などの凶器のみで戦っていきます。 メインキャラクターは 北野 堅、吉沢 祐美、 朴 泰秀(パク・テス)、マリンこと、李爽崎(イ・サンギ)、つるはしこと、梁 相太(ヤン・サンテ)、張 頭弘(チャン・ドゥホン) 、 金 恵隣(キム・ヘリン)です。 作者の方は、パク・テスを推してるのでしょうね。
レビューの内容
content_copyあらすじ
北野堅は、ヤクザの白竜会に、家族を殺されてしまい、荒んだ生活を送ってました。 そんな時、高校で、吉沢由美に出会い、彼女に恋をします。 思いを募らせた堅は、告白しますが、由美に、自らが韓国人であるとカミングアウトされ、彼女は韓国に行ってしまうため、付き合うことはできないと言われてしまいます。 堅は、彼女を追いかけ、由美こと、韓国名ユミンと同じ職業の、警察になろうとしますが、反対に、ゴンダルに目を付けられ、スカウトされたことで、そちらの世界に飛び込んでしまいます。 それからは、堅の闇世界でのサクセスストーリーと、ユミンに職業を隠した恋愛の二つの要素を主軸に、物語りは進んでいきます。
content_copy見所
サンケンロックでは、あらすじの様に普通のヤクザ漫画とは違い、銃などではなく、素手での戦いが主な為、ヤクザの要素を加えた喧嘩漫画なのが見所ですね。 後、絵が旨いです。 それと、韓国という、他国の話なので、新鮮な物が多いですね。
content_copy個人的な評点
基本的には面白いです。 ただ、喧嘩の漫画なのに強さというのが分かりづらいのが欠点かなと思います。 特に主人公の堅は、単純な強さではなく、気持ちの問題で強さが変わってしまうため、誰が強いという子供の頃のような討論がしづらいですね。
後、エロ要素が妙に多いです。これは、単純に漫画として面白いので減らしてほしいのが本音です。 面白さとしては、カジノの争奪戦がピークでした。これは、エンブレム Take2でも同じだったのですが、頂点を取ってしまうと面白くなくなります。カジノ争奪で、韓国一のマフィアになってしまうため、そこからしばらく中だるみします。
カジノ編が終わってからは、白竜会編まで飛ばしてしまっても物語としては問題なく読めます。 後、今、恐らく終盤だと思いますが、白竜会との戦いで終わらせてほしかったです。 ユミンには確かに影の部分がある伏線はありましたが、それは克服して終わらせてほしかったですね。
サンケンロックでは、友情系の名言が多いです。 北野堅の策士である朴 泰秀に「俺はおまえをあまり信用せんが、友達…の如きものだと思ってるから。」 は良いですね。 ただ、相反する 朴 泰秀の「俺は決して貴方を裏切らないよ。貴方は永遠に俺のボスだから・・・」 は少しさみしい気もしますね。 堅は朴 泰秀を子分とは思ってないのですが、朴 泰秀は、ボスとして君臨して欲しいのでしょう。
content_copy■疑問点
実際の韓国のゴンダルは銃とか本当に持ってないんですかね。(作中でも一部の人間は持ってましたが)